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バッタンバンで晴読雨耕

バッタンバンを中心としたカンボジア北西部の情報ブログ-大学教育、地雷、農業、開発、投資に関する話題から ホテル、レストラン情報まで

 

New York Timesのコラムニスト

2016年の世界の出来事のうち、
最も驚いたのはアメリカの大統領選挙であった。
アメリカのメディアでさえ、
このような結果を予想出来なかったというのだから、
まあ驚きである。

そんな結果を踏まえて迎えた年の瀬。
「高級紙」として知られるNew York Timesを読んでいると、
面白い記事を見つけた。

Lessons From the Media’s Failures in Its Year With Trump」と題された
その記事の大まかな内容は、
メディアの失態によりトランプ氏が大統領選挙に勝ってしまったというものだ。
より具体的には、
同氏の過激な言動にばかり注目し、
しっかりとした、十分な裏取り、事実確認を行っていなかったという自省の念である。

この記事を書いたのは同紙のコラムニストNicholas Kristof。
日本人、そしてカンボジア在住者の間ではご存じの方も多いかもしれない。
過去にも事実誤認の記事を複数執筆して来た経緯から、
個人的には同氏がいまだにこのような記事を書いていることに違和感を感じてしまった。

同氏が東京支局長時代の頃に書いた記事は、
低俗、過激なだけで、事実誤認が甚だしく、
とても「高級紙」には見合わない内容ばかりのものであった。
(これに反発した在米邦人有志らは批判本を出版している。)

2000年代に入り、
彼がカンボジアで記事にしたものはSomaly Mamや人身売買に関するもので、
彼女の生い立ちについては、
追って情報に間違いがあったこと大筋を認めている。
(Somaly Mamについてはコチラも参照。)

2010年代には、
尖閣諸島が中国に属するとしたコラムも書いており、
読者としては何かにつけ事実誤認の多いコラムニストという印象しかない。

母国語の通じない海外での取材に言語という壁があることは理解出来るが、
自国の取材でも事実誤認があるとすれば、
ジャーナリストとしての根本的な資質すら疑いたくなってしまう。

「The world’s most trusted perspective」という同紙の宣伝文句に
見合った内容となることに期待したい。
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プロフィール

バッタンバン長

Author:バッタンバン長
カンボジア王国バッタンバン在住、バッタンバン長です。
バッタンバンを中心に、開発援助業務、大学講師、社会調査、日系企業進出・投資のお手伝い等をやっております。
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