FC2ブログ

バッタンバンで晴読雨耕

バッタンバンを中心としたカンボジア北西部の情報ブログ-大学教育、地雷、農業、開発、投資に関する話題から ホテル、レストラン情報まで

 

カンボジアビジネスの始め方

タイトルにカンボジアビジネスの始め方などと書いてしまったが、
王道のアプローチについてはJETROカンボジア投資ガイドブックを参照して頂くとして、
ここでは注意点を書いておこうと思う。


1.門戸の広さ
商売であっても、NGO活動であっても、
カンボジアで事業を始めることはそれほど難しくない。
物価も安く、英語も比較的よく通じる上、人懐っこい人々がいる。
いいことづくしのようだが、
その門戸の広さ、入り易さの分だけ、
安易な、又は無茶な事業展開を行い、深みにはまってしまう例も少なくない。

所詮は不慣れな外国、それも途上国と呼ばれる場所なのだ。
特に、専門外、未経験の業種であれば、
自国でも難しいのだから、
外国でも難しいのはむしろ当たり前の話である。


2.ブローカーの多さ
東南アジアならではかもしれないが、
何かにつけブローカーがいる点も注意が必要だ。
コンサルを名乗っていても、
ただのブローカー(仲介屋さん)ということもあり得る。

ブローカー自体が悪い訳ではない。
外国人が正面突破で物事を進められないときもあるだろうし、
モチはモチ屋ということもあるはず。
しかし、
彼らに言われるがままに物事を進め、
取り返しのつかない状況にもなってしまってはあとの祭である。


3.錯綜する情報
カンボジアに関する情報もあちこちで手に入るようになったが、
その分、正しい情報を得ることが難しくなったようにも思われる。

投資詐欺の舞台になるなど甘い言葉、うまい話が増えた分だけ、
厳しい眼での観察、細かい調査・検討が重要である。


4.政府の〇〇との繋がり
政府の〇〇と繋がりをというのはよく聞く話。
どの国の政府であっても、
投資しやすい環境整備はやれども、
一企業の営利活動を後押しするはずはない。
(あるとすればそれなりの理由があるはず。)

汚職は周知の事実なのだから、
その点も注意である。


チャンスだと言われ始めてから数年経ち、
日系企業の数もだいぶ増えてきたカンボジア。
プノンペンの街並みも整備が進み、
初めてそこを訪れる人は、
車やバイクの波、スマホを自在に操る若者の姿、立ち並ぶ商店・レストランに勢いを感じるであろう。

しかし、
この数年で、この国の基本的なところが大きく変わったのかと言われれば、
決してそうではないように思う。

投資セミナーやウェブ上に溢れる「成功話」に翻弄されず、
厳しい眼で観ることが重要であろう。
スポンサーサイト



Comments


Body

« »

11 2019
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

バッタンバン長

Author:バッタンバン長
カンボジア王国バッタンバン在住、バッタンバン長です。
バッタンバンを中心に、開発援助業務、大学講師、社会調査、日系企業進出・投資のお手伝い等をやっております。
お問い合わせ等は、下のメールフォームからお願いします。

記事の検索
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR