FC2ブログ

バッタンバンで晴読雨耕

バッタンバンを中心としたカンボジア北西部の情報ブログ-大学教育、地雷、農業、開発、投資に関する話題から ホテル、レストラン情報まで

 

孤児院の在り方

孤児院については以前も書いた。

それに書いたような理由から、
個人的には孤児院と呼ばれる場所とは距離を置いてきたのだが、
仕事の関係で孤児院を訪れる機会があった。

その孤児院には、
約50人の子どもがいるそうだが、
親の有無については重要視していないようで、
親のいない「孤児」の数に関する問いには即答が得られなかった。

いずれにしても「孤児」はあまりいないようで、
家庭内の暴力、離婚、養育費不足といった事情によって集まって来た子どもが多いとのことだ。

孤児院の運営費は年間約5万ドル。
子ども1人当たり年間1,000ドル、
或いは月83ドルの費用がかかっていることになるが、
それでも「十分とは言えない」そうだ。

月83ドルと言えば、
市内の一般的な家庭においても、
子ども1人を養っていくことは十分可能である額だ。
養育費が足りなくて「孤児院」に来ているのであれば、
「このお金を親戚に渡せば足りるのではないか?」という疑問が生まれる。

子どもを育てるお金がないからといって、
預けられた孤児院にもお金がないということでは、
単に問題の所在を移動したに過ぎないような気もする。

そもそも、UNICEFなどでは、
施設ベースの対応は最終手段であるべきで、
子どもらは生まれ育ったコミュニティで育つのがよいとしているのだから、
他に手立てもありそうだ。

「孤児院」を支援される日本の方たちとも、
一緒に考えてみたいテーマである。
スポンサーサイト



Comments


Body

« »

11 2019
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

バッタンバン長

Author:バッタンバン長
カンボジア王国バッタンバン在住、バッタンバン長です。
バッタンバンを中心に、開発援助業務、大学講師、社会調査、日系企業進出・投資のお手伝い等をやっております。
お問い合わせ等は、下のメールフォームからお願いします。

記事の検索
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR