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バッタンバンで晴読雨耕

バッタンバンを中心としたカンボジア北西部の情報ブログ-大学教育、地雷、農業、開発、投資に関する話題から ホテル、レストラン情報まで

 

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PTTの新店舗戦略

バッタンバンも含めカンボジアの各地でガソリンスタンドチェーンを展開して来たPTT。
日本人にはあまり馴染みがないかもしれないが、
日本語ではタイ石油公社と呼ばれる。

カンボジアにおいては、
ライバルのCALTEXやTOTALに比べ店舗数も少なく、
若干マイナーなイメージが強かったように思われるが、
元々はフォーチュン500やフォーブス2000にもランクインするタイを代表する大企業である。
カンボジアの経済成長を見越してか、
このところ新たな店舗戦略に乗り出しつつある。

PTT 1

新たな戦略は、
簡単に言えばタイ式のガソリンスタンドの展開である。
まだ、数は少ないがシェムリアップ市内にある店舗は、
タイで一般的なガソリンスタンドそのままと言っていい造りだ。
特徴はガソリンスタンドを囲むようにして並ぶコンビニや飲食店。

PTT 2

CALTEXやTOTALでも、
自前のコンビニが併設されたスタンドは珍しくないが、
PTTでは他社ブランドを引き込むことでバラエティを加えている。
また、ちょっとした庭園やトイレ等のアメニティにもタイ式の取り入れている。

同様の店舗を作るにはそれなりの土地が必要となることから、
これを一気に拡大していくのは難しいかもしれないが、
郊外店ではこうした流れが広がるかもしれない。
今後の売り上げ次第だろうか。

本場タイのように品数豊富なコンビニがあれば、
入り浸ってしまいそうな気がしている。
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書籍 「The Journey of a Cambodian Cowboy」

本書はバッタンバン大学の学生、
通称「カウボーイ」の自叙伝である。

本名はYon Roeury。
あだ名は由来は彼が元々カンボジアの農村にいる牛追い少年だったことによる。

カンボジアの農村では教育サービスが未発達な部分が大きく、
高校まで通うのはそうたやすいことではない。
ある程度の年齢になれば、
親の仕事(大抵の場合農業)を手伝わされ、
タイ等へ出稼ぎに行くのが一般的である。
結婚する年齢もまだまだ低い。
(それはそれでいいことだが。)

Cambodian Cowboy

そんな中、学問を志し、
大学の門を叩いたカウボーイはどのようにしてそこに行きついたのか。
本書ではそんな彼の人生が綴られている。
個人的には微笑ましいエピソードのオンパレードで、
暖かい気持ちにさせられた。

文章は英語とクメール語の併記。
自費出版で部数に限りがあるため、
ご購入はお早目に。
(購入希望の方はfacebookを通じ直接カウボーイにご連絡頂くか、
当方宛にご連絡下さい。)

カンボジアの農村、教育に関心のある方にはオススメです。

 

オースマイ国境

シェムリアップの北、オッドーミアンチェイ州にあるタイとの国境ゲート、
オースマイ。

ここを訪れる日本人やその他外国人は多くないが、
カジノを訪れるタイ人、
タイ側のスリン県を訪れるカンボジア人が行き交う。
ポイペトに見られるような混沌さはなく、
過不足のないシンプルなゲートである。

イミグレの待ち時間も数分程度。

Osmach Gate 1

Osmach Gate2

スリン県を訪れるカンボジア人の多くにとって、
渡航目的は医療である。
カンボジアの一般的な病院よりも高度な医療を、
比較的安価に受けられるというのがその理由だ。
スリン県にはクメール族が多く(クメールスリンと呼ばれる)、
いまだにクメール語を話す人が多いため、
「海外」慣れしていない地方の人間にとっても、
ハードルの低い選択肢となっている。

実際、スリンを訪れてみると、
思っていた以上にクメール語が通じることに驚かされる。
乗り合いタクシーの運転手もクメール語の達者な人らばかりだ。

スリンの町の病院周辺には、
カンボジアナンバーの車も見られ、
病院の名前もクメール語の表記もなされている。
聞けば、
こうした状況になったのはそれほど古い話ではないとのこと。

タイにおいては僻地扱いのスリンにとって、
病院目的で訪れるカンボジア人はいいお客さん。
カンボジア人にとっても、
安心して受けられる医療はありがたいところ。
国境の整備が両国、
特に地方住民にとって利益を生み出していると言えそうだ。

マスメディアの注目度はそれ程高くないが、
ASEAN統合が進んでいることを実感出来る国境である。

 

ポイペト国境の線路2

昨年末の首脳会談を経て、
一気に物事が動き出したポイペトの鉄道整備。
日系企業のスタディもあり、
順調に整備が進められている。

タイ側の国境ゲートのすぐ横のレールをどう繋げるのだろうと思っていたが、
変化球はなく、
そもままカジノの間をすり抜けながら、
国境を行きかう人々と交差するように線路が延びていく設計となった。
アジアンハイウェイで言えば、
タイ側ではその北側に線路があり、
カンボジア側に入ってすぐに線路は南側(国道5号線の南側)へクロスしていく。

Poipet Rail1

Poipet Rail2

ゆっくりと走る物流メインの鉄道で、
本数も少ないから、
これで問題ないとは言うものの、
ずいぶんと豪胆な設計である。

物流については今後新たな国境ゲートが開設され、
現在のゲートは人の行き来のみとされているが、
鉄道だけはここに残されるのであろう。

日系工業団地の進む町に、
日本にもゆかりのある鉄道(コチラコチラを参照)が復活するということに、
歴史の大きな流れも感じてしまう。

国の発展に寄与してくれることを願うばかりだ。

 

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プロフィール

バッタンバン長

Author:バッタンバン長
カンボジア王国バッタンバン在住、バッタンバン長です。
バッタンバンを中心に、開発援助業務、大学講師、社会調査、日系企業進出・投資のお手伝い等をやっております。
お問い合わせ等は、下のメールフォームからお願いします。

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