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バッタンバンで晴読雨耕

バッタンバンを中心としたカンボジア北西部の情報ブログ-大学教育、地雷、農業、開発、投資に関する話題から ホテル、レストラン情報まで

 

バッタンバンの農村から熊本への祈り

仕事で農村を訪れた際、
誘われて村のお寺を訪れた。

聞けば、
日本の開発援助プロジェクトの恩恵を受けてきた村人が熊本地震のことを知り、
お寺に集まってお坊さんにお経を上げてもらうのだそうだ。
日本には様々な支援をしてもらってきたのだから、
痛みを分かち合うのは当然だという。

正直なところ、
少し唐突な気もしなくはなかったが、
仕事でこの村を訪れる開発援助団体スタッフと話し合って決めたのだそうだ。

行ってみて彼らの思いが誠実なものであることはすぐに分かった。
村長さんの声掛けに応じ、
住民らは熊本への義援金も集められ、
用意されたバナーにある被災地の写真に目を潤ませる老人もいた。

Kumamoto 1

そうだ自分も日本人だから声を掛けてもらったのだ。
自分の立場をあらためて認識し直し、
彼らと一緒に手を合わせた。

乾季の終わらないバッタンバンの田舎の青空に、
熊本への祈りの声が響く。

集められた40ドルちょっとのお金をしっかりと受け取り、
村を後にしたときは様々な思いがこみ上げてきた。
地元で起きた東日本大震災のときも、
何も出来なかったことを思い出す。

後日、預かった義援金を大使館へ届けると、
熊本への義援金としては第1号であることが告げられた。
第1号がバッタンバンの田舎から出て来たというのがすごい。
そして、ありがたい。

日本に対し、そしてカンボジアに対し、
何が出来るのか、何をすべきなのか、
あらためて考えてみようと思わせられる出来事であった。
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プロフィール

バッタンバン長

Author:バッタンバン長
カンボジア王国バッタンバン在住、バッタンバン長です。
バッタンバンを中心に、開発援助業務、大学講師、社会調査、日系企業進出・投資のお手伝い等をやっております。
お問い合わせ等は、下のメールフォームからお願いします。

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