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バッタンバンで晴読雨耕

バッタンバンを中心としたカンボジア北西部の情報ブログ-大学教育、地雷、農業、開発、投資に関する話題から ホテル、レストラン情報まで

 

定期預金

カンボジアの金融機関の預金口座の金利は
日本と比べものにならないほど高い。

高い分だけリスクがあるという考えもあろうが、
それをチャンスと捉えることが出来る。
リスクならば小さく、
チャンスならば大きいほうがありがたい。

では、リスクをどう測るのか?

多くの在留邦人の話を聞いていると、
①マイクロファイナンス機関よりは安定感のある銀行、
②銀行の中でも日系、
という基準で判断されている方が多いようだ。

②については納得だが、
①については若干疑問を感じてしまう。

Mekong Strategic Partners(MSP)がまとめた報告書によると、
全43行のうちROEが15%を超えているのは、
大手4行(Acleda、Canadia、Cambodia Public Bank、ANZ) を含めた5行のみという状況で、
MSP曰く経営状況に不安がある銀行が多いとのこと。
銀行全体のROE平均値は、
世界不況の前の2008年には15%を超えていたが、
不況後に落ち込み、回復には至っていない。

対照的に、マイクロファイナンス機関のROE平均値は、
2008年には30%を超えるレベルにあり、
その後、20%を下回ったが、
2011年以降20%を超えるまで回復している。
ROEが全てではないが、
入手可能なデータで判断すれば、
一般的な経営状況は銀行よりもいいと言えそうだ。

マイクロファイナンス機関というものに馴染みがなく、
抵抗を感じる人が多いのかもしれないが、
経営状況を見る限りリスクはむしろ小さいという見方も十分成り立つ。

現に地元民の信頼を勝ち取ったマイクロファイナンス機関の貸付残高は、
2013年に4億ドルから、
現在では10億ドルを超えるまで躍進している。
(現在、預金の取り扱いがあるのは7つのマイクロファイナンス機関のみ。)

マイクロファイナンス機関の定期口座は銀行よりも金利が高いのだから、
チャンスとして見た場合でもどちらに分があるかは明らかだろう。
ご参考まで。
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プロフィール

バッタンバン長

Author:バッタンバン長
カンボジア王国バッタンバン在住、バッタンバン長です。
バッタンバンを中心に、開発援助業務、大学講師、社会調査、日系企業進出・投資のお手伝い等をやっております。
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