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バッタンバンで晴読雨耕

バッタンバンを中心としたカンボジア北西部の情報ブログ-大学教育、地雷、農業、開発、投資に関する話題から ホテル、レストラン情報まで

 

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Angkor Comfort Hotel

しばらく前にオープンしたAngkor Comfort Hotel。

新しいホテルのオープニングが続き、
中心から少し離れた同ホテルには若干マイナーなイメージを持っていたが、
実際に行ってみるとなかなかいい宿であった。

Angkor Comfort Hotel

レストランは併設されていないものの、
目の前には屋台村(夕方~)があり、
その先にはThe Riverもある。
川に沿ってプサー・ナに向かって少し歩けば、
引っ越したばかりのJireh Cafeもあり、
飯に困ることはなさそうだ。

上の階の部屋からはサンカエ川や古い町並みを望むことも出来るのんびりとしたロケーション。
それなりにのんびりはしたいが、
中心地から遠すぎては不便という方には丁度いい場所だろう。

値段もリーズナブルで(20ドル以下)、
仕事メインの出張者等にもよい場所と思われる。
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Clean City Award

このところバッタンバンの街中で、
「Clean City Award」なる看板を度々目にするようになった。

Clean City Award

なんだろうと思い調べてみると、
「National City Day」(2月27日)の一環として国が設定した賞なのだそうだ。
今年が第一回目に当たり、
バッタンバンの他、シェムリアップ市、ケップ市、カンポット市、ドゥンペン区(プノンペン市)が、
最優秀賞を受賞している。

いずれも、77項目中、58項目以上(75%以上)で好評価を受けた町だ。

バッタンバンはASEANがきれいな町に贈る
Environmentally Sustainable Cities Awardも昨年受賞しており、
環境面では国内最先端と言っていい状況かもしれない。

いいぞ、バッタンバン。
この調子でよりよい町を目指していこう。

 

定期預金

カンボジアの金融機関の預金口座の金利は
日本と比べものにならないほど高い。

高い分だけリスクがあるという考えもあろうが、
それをチャンスと捉えることが出来る。
リスクならば小さく、
チャンスならば大きいほうがありがたい。

では、リスクをどう測るのか?

多くの在留邦人の話を聞いていると、
①マイクロファイナンス機関よりは安定感のある銀行、
②銀行の中でも日系、
という基準で判断されている方が多いようだ。

②については納得だが、
①については若干疑問を感じてしまう。

Mekong Strategic Partners(MSP)がまとめた報告書によると、
全43行のうちROEが15%を超えているのは、
大手4行(Acleda、Canadia、Cambodia Public Bank、ANZ) を含めた5行のみという状況で、
MSP曰く経営状況に不安がある銀行が多いとのこと。
銀行全体のROE平均値は、
世界不況の前の2008年には15%を超えていたが、
不況後に落ち込み、回復には至っていない。

対照的に、マイクロファイナンス機関のROE平均値は、
2008年には30%を超えるレベルにあり、
その後、20%を下回ったが、
2011年以降20%を超えるまで回復している。
ROEが全てではないが、
入手可能なデータで判断すれば、
一般的な経営状況は銀行よりもいいと言えそうだ。

マイクロファイナンス機関というものに馴染みがなく、
抵抗を感じる人が多いのかもしれないが、
経営状況を見る限りリスクはむしろ小さいという見方も十分成り立つ。

現に地元民の信頼を勝ち取ったマイクロファイナンス機関の貸付残高は、
2013年に4億ドルから、
現在では10億ドルを超えるまで躍進している。
(現在、預金の取り扱いがあるのは7つのマイクロファイナンス機関のみ。)

マイクロファイナンス機関の定期口座は銀行よりも金利が高いのだから、
チャンスとして見た場合でもどちらに分があるかは明らかだろう。
ご参考まで。

 

開山超市

タードンボーンクロニュ像のロータリーにオープンした
開山市場(Kai Shan Supermarket)。

Kaishan Supermarket

店舗はそれほど大きくはないが、
店内には数多くの中国製品が並ぶ。
客の多くも、
茶杯に入れたお茶をすする店番も中国の方。
店内では当然中国語が飛び交う。

バッタンバンにこんなに中国人が居たのだとあらためて驚かされるが、
この町の商業を長年中華系住民が担ってきたことを思えば、
当たり前なのかもしれない。

飯屋も中華、韓国に先を行かれ、
ついにはスーパーまで。
競争ではないが、
そろそろ日系のお店もという思いは募るばかりだ。

 

2014年地雷・不発弾被害者数

2014年のCMVISが発表された。

これによると、
2014年の地雷・不発弾の被害者数は154名で、
2013年の111名より大きく増加、
事故件数も計98件と、
2013年の71件から大きく増加している。

内訳は、
地雷事故が56件、不発弾事故が42件、
事故被害者は72名が地雷、82名が不発弾、
21名が死亡、133名が負傷。

州別の被害者数では、
バッタンバン州が40名で最多、
パイリン州(22名)、
バンティアイミアンチェイ州(21名)、
ポーサット州(18名)、
オッドーミアンチェイ州(13名)、
プレアビヒア州(8名)、
コンポトム州(6名)と続いている。

 

書籍 「タイ 中進国の模索」

タイ 中進国の模索 (岩波新書)タイ 中進国の模索 (岩波新書)
(2009/08/20)
末廣 昭

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カンボジア、特に北西部とは繋がりの深いタイ。

年に一度は訪れ隣国の状況についても学ぼうとしているが、
本で学ぶとなると、
ガイドブック類ばかりで、
国の政治・経済について書かれたものはまだまだ少ない印象だ。

そんな中、
比較的分かりやすく現在のタイ社会が抱える問題を描き出した本書。
切り口となるキーワードは、
民主化と中進国である。
具体的には、
政治的にどのような体制を以て民主化をより進めていくのか、
経済社会的にグローバル化の流れでどのように「タイらしさ」を維持していくのかという視点である。

個人的には前者よりも後者のテーマのほうがより興味深いものであった。
カンボジアにはより影響のあるテーマだからだ。

タイについても豊かな都市部、貧しい農村というイメージが一般的なようだが、
筆者が示す統計に基づけば、
バンコクと地方都市の経済格差は広がっているものの、
バンコクと農村部の間ではむしろ縮小する傾向にあるという。
地方都市や農村部で好まれるビールの消費量の伸び、
セブンイレブンや大型スーパーの出店数等もこれを裏付けるデータとのこと。
(ちなみに、2006/07年における東北の農村部で約10,000バーツだそうだ。)

中進国になるにつれ少子高齢化も進んでいるそうだ。
本書が書かれた時点で女性の合計特殊出生率は1.7であり、
2023年には高齢社会に入ると予測されている。
渡辺利夫著「成長のアジア・停滞のアジア」で示されたような
農村部が供給する過剰労働者というのは過去の話なのであろう。
カンボジアのような隣国の労働者が必要となる背景でもある。

「微笑みを失ったタイ」(P. 124)という表現も、
中進国となったタイ社会の現状を表すものとして面白い。
今となってはよっぽどカンボジアのほうが「微笑みの国」である。

先回の訪タイの際には、
BTSやバスの中で黙々とスマートフォンに興じる若者の姿に若干違和感を感じてしまった。
時には煩わしい周囲との関係の中で生きるより、
自分だけの世界の中で悦に入るにはもってこいのツールなのだろうが、
周りとワイワイ、ガヤガヤとサバーイなのが「タイらしさ」ではなかったか。
(近い将来カンボジアにも当てはまる話かもしれない。)

現在のプノンペンを「〇〇年前のバンコク」などと表現する人もおり、
まだまだ学ぶべきは多そうなタイ。
本書巻末には参考文献リストも出ているため、
それらについても読んでみようと思っているところだ。

 

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プロフィール

バッタンバン長

Author:バッタンバン長
カンボジア王国バッタンバン在住、バッタンバン長です。
バッタンバンを中心に、開発援助業務、大学講師、社会調査、日系企業進出・投資のお手伝い等をやっております。
お問い合わせ等は、下のメールフォームからお願いします。

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