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バッタンバンで晴読雨耕

バッタンバンを中心としたカンボジア北西部の情報ブログ-大学教育、地雷、農業、開発、投資に関する話題から ホテル、レストラン情報まで

 

世論調査から見るカンボジア

2013年の選挙における与党人民党の勝利。
その後の野党救国党による国会のボイコット。
そして、今年7月の両者の和解。

ずいぶんと色々動きがあったようにも思われるが、
何かが変わったのかと言われると、
何も変わっていないようにも思われる。
特に、地方都市ではそんな空気が強い。

参考のため世論調査の結果を見てみると、
国民の間で落胆に近い感覚が広がっていることがうかがえる。
Phnom Penh Postは、
Asia Foundationが今年実施した世論調査の概要を以下のような見出しで伝えている。
「Most see Kingdom on wrong path: poll」
(多くの国民が国が悪い方向へ進んでいると感じている、2014年12月16日)

IRI(International Republican Institute)が毎年のように実施している世論調査の結果は、
もう少しマシなものだが、
これまでの流れからするとやはり現政権にとっては厳しい内容だ。
これによれば、
55%の国民が国がよい方向へ進んでいると感じているのに対し、
43%が悪い方向へ進んでいると感じている。
2007年から2013年1月までに実施された同様の調査においては、
前者が71~82%、後者が17~29%であったことから、
2013年の選挙後、国民の意識が悪化したことを示している。

選挙の結果生まれたものが、
国民の間における落胆だけでは悲しすぎるというもの。
(これも期待の裏返しと捉えれば、
まだ我が国よりもマシかもしれないが。)

いずれに調査においても、
国が悪い方向へ進んでいると感じる理由として、
汚職の問題が一番に上げられているが、
昨年の選挙によって汚職がひどくなった訳でもなく、
これを額面どおり受け取る必要はなかろう。
(以前のIRIの調査においても汚職が問題という回答が一番であった。)
やはり、選挙前に生まれた不思議な高揚感が、
失望、落胆に変わったということか。

負の感情をバネに大きな変化を。
カンボジアは今そんな岐路にあるのかもしれない。
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プロフィール

バッタンバン長

Author:バッタンバン長
カンボジア王国バッタンバン在住、バッタンバン長です。
バッタンバンを中心に、開発援助業務、大学講師、社会調査、日系企業進出・投資のお手伝い等をやっております。
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