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バッタンバンで晴読雨耕

バッタンバンを中心としたカンボジア北西部の情報ブログ-大学教育、地雷、農業、開発、投資に関する話題から ホテル、レストラン情報まで

 

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書籍 「反哲学入門」

反哲学入門 (新潮文庫)反哲学入門 (新潮文庫)
(2010/05/28)
木田 元

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著しい発展の渦中にある社会にいると、
「よい社会とは?」とつい考えてしまう。

哲学的な問いだけに、
哲学書を当ってみても、
納得いくことは稀で、
逆に混乱してしまうことのほうが多い。
そんな混乱の素の1つを説明してくれるのが本書。

多くの人が難しい、ややこしいと感じてしまうのは、
「哲学は欧米人だけの思考法である」からというのが本書の論旨。
これは本書の第1章の題名でもある。

木田はプラトン以降の「哲学」を、
「ありとしあらゆるもの(あるとされるあらゆるもの、存在するものの全体)がなんであり、
どういう在り方をしているのか」(P. 23)についての欧米的な考え方であると説明する。

モノの裏に超自然的な何かがあると考え、
プラトンはそれをイデア、
アリストテレスは純粋形相、
キリスト教神学が神と呼んだというのが大雑把なまとめだが、
「徹底して自然のなかでものを考える我々日本人にとっては理解不可能なもの」(P. 204)
であると木田は言う。

こうした考えは「哲学的」には形而上学と呼ばれるものだが、
この厄介な言葉のせいで「哲学」が分かりにくいものになっている話は、
非常に納得である。

木田はニーチェ以降(周辺)の「哲学」をこうした思想との決別とし、
「反哲学」という呼ぶ。
「神は死んだ」(本書では「神は死せり」)という言葉こそ、
超自然的な何かなどというものはないという主張であるとのこと。

超自然的な云々は確かに日本人には分かりにくいところだが、
モノの存在について「自ずからなった」モノとして見るか、
他者により「つくられた」モノとして見るかという議論はおもしろい。
(「なる」論理、「つくる」論理について、
丸山眞男とハイデガーの対比も興味深い話である。)

「よい社会」とは「なる」モノか「つくる」モノか、
そんなことを考え出してしまうと、
また、どんどん深みにハマっていきそうだ。

哲学の取っつきにくさについては理解ができたが、
冒頭の問いについてはまだ答えが出ないままである。
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2014年の米の輸出状況

昨年は比較的大きな躍進を遂げた精米輸出だが、
2014年は一転スロースタートとなっている。
一番の原因とされているのが、
今月末で一つの区切りを迎えるタイの米担保融資制度だ。
先行きの不透明感から、
様子見のために売買が抑制されている状況である。

ヨーロッパへの輸出についても、
新たな問題が指摘されており、
同様に先行きが不安視されている。

品質がよければ、
市場価格をあまり気にせずともという意見もあるが、
品質管理の点でも課題のほうが大きいことは認めざるを得ないところ。

州内では大規模な精米所の建設も進んでいるものの、
ハコだけで十分な品質管理ができる訳ではない。
バッタンバン大でも米の管理や品質に関する調査や人材育成を進めているが、
まだまだやるべきことは多い。
国としての基準、制度整備も待たれるところだ。

輸出を目指す以上、
国外の様々な要因が関係してくるのは当たり前の話であり、
まずは国内でできることから着実に進めていくしかないのだろう。

人材も機材も充実してきていることは事実であり、
道路整備による流通インフラも整いつつある。

長期的な視点を持って、
こうした流れを応援していきたいと思う。

 

Red Crab Seafood

カンボジアで魚といえば淡水魚が当り前であったが、
経済成長に伴い、
最近ではシーフードが人気となりつつある。

プノンペンなどでは生ガキなども一般的となり、
その波はバッタンバンのような田舎町にも広がって来ている。

そんな中、
シェムリアップの国道6号線沿いに新たなシーフードレストランが登場した(していた)。
名前はRed Crab Seafood。

Red Crab Seafood

文字通り赤いカニのロゴや、
オススメのカニのカレー炒めはバンコクの某有名店を彷彿とさせるが、
店員曰く、ここもタイに本店を持つ店なのだという。
メニューにもタイ語が並ぶ。

Crab Curry

店の前のいけすには、
オニテナガエビ、シャコ、カニ、ハタなどが並ぶのは新鮮な食材を使っている証。
味も本家に負けないレベル。
人気の生ガキも大、小の2種類から選べるのが嬉しい。
(下の写真は大。)

Fresh Oyster

お値段のほうも本家に負けず劣らずのため、
決して庶民的とは言えないが、
たまにの外食にはオススメのお店である。

 

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プロフィール

バッタンバン長

Author:バッタンバン長
カンボジア王国バッタンバン在住、バッタンバン長です。
バッタンバンを中心に、開発援助業務、大学講師、社会調査、日系企業進出・投資のお手伝い等をやっております。
お問い合わせ等は、下のメールフォームからお願いします。

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