FC2ブログ

バッタンバンで晴読雨耕

バッタンバンを中心としたカンボジア北西部の情報ブログ-大学教育、地雷、農業、開発、投資に関する話題から ホテル、レストラン情報まで

 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 

国政選挙の結果

正式な結果発表はまだ先になるが、
選挙の暫定結果が発表された。

国全体では123議席中、
与党CPP(Cambodian People's Party、人民党)が68議席、
最大野党のCNRP(Cambodia National Rescue Party、救国党)が55議席を獲得とのこと。

バッタンバンについては、
CPPが5議席、
CNRPが3議席である。

全体的な結果はコチラが分かり易い。
与党からすれば西高東低という結果のようだ。

選挙の手続きを巡り、
プノンペンなどでは暴動やいざこざも発生していたようだが、
バッタンバン、バンティアイミアンチェイ、シェムリアップの町は比較的落ち着いた様子。

投票時間が締め切られた直後の野党優勢との噂に対し、
すぐに食料や水の買い出しに走った人らがいたのはさすがである。

近所のレストランから聞こえてくるカラオケに、
日常の再開を感じる夜だ。
スポンサーサイト

 

理系、文系、〇〇系

日本では理系か文系という分け方が一般的だが、
この分類は決して万国共通のものではなく、
少なくとも北米の大学では聞き慣れない分類法である。

そもそも、
自然や数字を扱うのがいわゆる「理系」だとすれば、
経済学が理系の学問となってしまう等、
分類法としては万能ではない。

カンボジアの教育においても、
こうした分け方はされていない。
フランス、ソビエト、アメリカの影響が強いのもその理由であろうが、
こうした国の分類とはまた少し違ったカンボジアの事情もあるように思われる。

カンボジアの高等教育は、
実質的に言って、ビジネス系とその他系(非ビジネス系、学術系)という分類が可能な状況だ。
前者には、
英語を含む語学、会計・金融、コンピューター(ソフトの使い方!)、マネジメントが含まれ、
後者には、
社会科学、歴史学、生物学、化学、物理学、地学、医学、芸術などが含まれる。

分け方の基準はその知識を直接使う仕事があるか否か。
日本の専門学校で学べる強化がビジネス系、
それ以外を非ビジネス系と考えれば分かり易いかもしれない。

実際にこうした分類法が存在している訳ではないが、
比確定小さな私立の大学(を名乗る学校)では、
ビジネス系しか教えていない場合が多く、
学科数や学生数で言えば、非ビジネス系を圧倒している。

カンボジアの高等教育界が抱える課題はあちこちで指摘されているが、
端的に言えば、非ビジネス系の学問の充実である。
何を言っても仕事に就けない学問では魅力がないというのが学生の本音であろうが、
コンピューターと英語ができる若者ばかりではどうしようもなかろう。

文系か理系かで分ける日本人、
ビジネス系か非ビジネス系かで分けるカンボジア人。
それぞれの国情の違いを反映しているようでおもしろい対比であると思われる。

 

国政選挙の選挙活動

市内で見かける選挙活動のパレード。

これまで、
圧倒的な資金力を持つ与党が大々的に繰り広げてきた印象だが、
ここに来て野党のCNRP党(Cambodia National Rescue Party)が勢いを増しているようだ。

一昨日、出くわした一団が市内の目抜き通りを駆け抜けるのに要した時間は約1時間。
亡命先のフランスから先週帰国したリーダーのバッタンバン訪問に合わせたもので、
バイクやトラックが次から次へと過ぎ去っていった。

CNRP2.jpg

CNRP1.jpg

高級車揃いの与党に比べ、
比較的安価な車やバイクが中心というのは野党の特徴であろう。
耕運機や中古車の寄せ集めで作った農作業用トラックなどは、
支持層が農村部へも広がっていることを示している。

CNRP3.jpg

選挙活動資金へのカンパを求めて歩く女性のもとには、
沿道に住む人、通りがかりの人らからの募金がドンドンと集まっていた。

選挙の結果や如何に。

 

国民の覚醒?

始めチョロチョロだった選挙活動も、
投票日が近付くに連れ活発になりつつある。
週末ともなれば、
大音量の音楽を流すトラックやバイクの集団が所狭しと町を行き来するようになってきた。

今回の選挙については、
選挙結果だけでなく、
選挙に対する市民の反応、態度も注目に値するものと思われる。

選挙自体への慣れや変わらない政治・社会体制への諦めから興味を失った人たちがいる一方、
facebookやtwitterを通じ活発な意見交換を行う人たちが生まれつつあるだ。
こうしたモノ言う市民は主に都市部の若年層である。
以前は政治のことを口にするのは好ましくないという傾向があったのだから、
大きな変化と言えよう。

変化の背景には主に3つの理由があると考えられる。

1つには単純に若い世代が増えたということ。
今回初めて投票権を持つ若者は150万人以上と言われている。

2つ目には、
インターネットやスマートフォンの普及が挙げられる。
以前より携帯電話が大好きな国民であったが、
若者の間ではスマートフォンやfacebookが大流行である。
こうしたITのハードとソフトは他国でも政治を動かす力となってきたものだ。

3つ目は、
若年層の中で生まれつつある意識の変化である。
これは政治に対する興味ということよりは、
国家への帰属意識の高まり、
国民としての意識の高まり、
ナショナリズムの醸成と言ったほうが適切かもしれない。

これがどのようにして発生したのかは定かでないが、
この数年象徴的な出来事がいくつかあったように思われる。

昨年の前国王崩御に際しては、
多くの国民が胸に喪章を付けて哀悼の意を示していたが、
個人的にはあまりそうしたことに関心のない若者が率先してそれを行っていることに驚かされた。
facebookのプロフィール写真を喪章にすることも、
一種の流行となっていたようである。

前国王へのお別れに王宮へ向かう地方からの巡礼者に
パンや水を配るカンボジア人ボランティアがニュースに取り上げられ、
これを茶化す書き込みをfacebookに行った某セレブには非難が集中したというのも象徴的であった。
インターネット上では、
カンボジア人としてすべきことが盛んに議論されていた。

前国王へ敬意の表明が、
国への忠誠の表明に広がりを見せたと理解できよう。
昨今のI LOVE CAMBODIAと書かれたTシャツの流行も、
この流れの中で理解できるように思う。

テレビを見ていても気付くことがある。
アンコールワットをモチーフにしたビール会社は
「My Country My Beer」というキャッチを長年使ってきたが、
現在シェアを伸ばす新興の会社は、
タイとの領地争いの末、
2008年に世界遺産登録されたプレアビヒア遺跡をロゴに使用し、
「National Beer National Pride」というフレーズで売っている。

テレビCMは、
山の頂に集まった国民同士が腕を組み、肩車をしてタワーを作り、
最後にはプレアビヒア遺跡が出来あがるというものであった。
(現在は、国際的なコンペで優勝したこと前面に出し、
国民のプライドに訴える戦略を取っている。)

ビールそのものの味や価格を押すのではなく、
ナショナリズムに訴えるほうが宣伝として効果があるという状況は興味深い。

もっとさかのぼって振り返ってみると、
プレアビヒア遺跡周辺に駐屯する兵士のための募金運動が起こった数年前から、
こうした機運が出来てきていたのかもしれない。
(注:給与や装備が十分ではない兵士のための募金運動)

世界的には、
インターネットや携帯の普及によってエンパワーされた民意が、
長期政権を倒す例が見られる。
カンボジアでも決してありえない話ではないであろう。

カンボジア研究においてもオススメのテーマである。

 

シハヌーク前国王の像

バッタンバン州内の農村に、
昨年お亡くなりになられたシハヌーク前国王の像がある。

King Sihanouk Statue

カンボジア王国という位だから、
国王像は珍しくなさそうだが、
ここ以外で見たことはなく、
地元民もここだけではないかとのこと。

建立は1960年代。
経緯や意義などの詳細は不明。
胸の2つ星がヒントと思われる。

知的好奇心がくすぐられる話なのだが、
郷土史に関心のある住民はあまりいないようで、
情報収集は難しそうだ。
とりあえず、
歴史書に当たってみることにしようと思う。

 

孤児院を巡る議論

Phnom Penh Postの記事で、
プノンペンのファッションモデルらによる孤児院訪問に関する問題が取り上げられていた。

プノンペンのモデル会社が、
所属モデルらの孤児院へのvacation tripについてfacebookに投稿したところ、
反対意見が多く出されたという話だ。
会社側はモデルは単なるファッションアイコンではないとし、
これまでも同様の訪問を行ってきていることから、
急に問題視されるようになったことに困惑しているという。

反対意見は、
孤児院へのvacation tripや、
外部者の孤児院訪問自体が禁じられるべきというものである。
UNICEFや専門NGOの意見に沿ったものと言えよう。

孤児院の問題については何度か書いてきたが、
ここで1つ訂正。

UNICEFが60万人としてきた孤児の数は、
正確には56.5万人の「Single Orphan」と6.2万人の「Double Orphan」から成るそうだ。
前者は片親がいる孤児、後者は両親ともいない孤児。
1990年代中頃にHIV/AIDS孤児の問題が注目されるようになったことをキッカケに、
こうした定義を使用するようになったとそうだ。
56.5万人のSingle OrphanはHIV/AIDSで片親を亡くした子ということだろうか?

マイクロファイナンス然り、
実情がよく分からない中、
それを無条件に賛同し、後押ししていく人たち、
孤児院訪問をすることで受動的ながらも後押ししてしまっている人たちが増えているのは問題であろう。

議論も大切だが、
やはり調査、研究が必要であるように思われる。

 

中国のODA

一昔前、
カンボジアの支援国と言えば日本であった。
支援額が最大であっただけでなく、
多くのカンボジア市民に感謝される内容でも際立っていたように思う。
(驚く人もいるかもしれないが、
日本のODAの評判はすこぶるいい。)

こうした話を過去形で言わなければならないのは、
それに取って代わる存在がその力を増してきているからである。

その存在とは、中国。

日本を含め、他国からの支援も続けられてはいるものの、
かの国からの支援には他を凌駕する勢いが感じられる。
同じ金額であっても、
より多くの、より大きなものが工事ができるのも特徴だ。
(当然、質の保証はない。)

首都プノンペンにおいてはそれほど感じられないかもしれないが、
地方においてはその存在感は際立つ。
バッタンバン州内でも複数の事業が進行中で、
農村部でのインフラ整備事業が複数実施されている。

州都から少し離れた農村に完成したトンノッブカンホート水門はその一例だ。
水門沿いには数十kmに及ぶ灌漑水路が延びている。

Chinese Water Gate

情報公開の観点が弱く不明な点も多いが、
政府高官の演説ではしばしば持ち上げられ、
注目の的となりつつある中国のODA。
現在、そしてこれからのカンボジアを考える上で、
見逃せないテーマである。

(追記)
先日のPhnom Penh Postによると、
アメリカの下院において、
カンボジアで広がりつつける中国の影響力に対しどうすべきかというテーマの公聴会が開かれたという。
日本はどうすべきだろうか?

 

カンボジア産ノンアルコールビール

個人的には、
べジバーガーやディカフ(カフェインなし)コーヒー同様によく分からない商品だが、
カンボジアでもノンアルコールビールが製造されている。

Hop Star1

Hop Star2

製造者は、
コンポンチュナンにある工場。
爽麦と同じ工場だ。

爽麦を買いに行ったところ売り切れであったため、
こちらを試してみることに。

味はビール風味。
それをウリにしているのだから当たり前の話。
他社のノンアルコールビールを飲んだことがないので、
それ以上の味の感想も出てこないのが申し訳ない。

後は、やはり
「お茶でもいいのでは?」、
「ビールでもいいのでは?」という感想だ。

輸出向けの製造のため(?)、
カンボジア国内では手に入りにくいと思われるノンアルコールビール。
レアなものだけに、
見つけた方はお試しあれ。

 

コナカイガラムシ

キャッサバへの寄生が注目されていたコナカイガラムシ。

最近はメディアで取り上げられることもないようだが
家の庭で発見した。

Mealybugs1.jpg

Mealybugs2.jpg

コナカイガラムシといっても、
更にかなりの種に分かれるようなので、
そこまでは判断できずにいる。

タイではハチを使った駆除を行ったという話があったが、
その後あまり聞かなくなったというのは効果があったということだろうか。
ハチに追われてカンボジアに逃げただけなんてオチでなければいいのだが・・・。

カンボジア政府の対策について耳にしたことはないのが心配なところである。

 

日系飲食店の増加

5年ほど前までは、
プノンペンにある日系の飲食店は数えるほどしかなかったのだが、
今では相当数のお店が出来ている。
その数、約30軒(非公式)。

たまにのプノンペンでは、
全てのお店に足を運ぼうと意気込んでいるものの、
最近では新規店オープンのペースに追い付かなくてしまっている。
それだけどんどん新しいお店が出ている印象である。
月に1軒ずつ位は増えているのではないだろうか。

それだけ業界全体が好調なのかと思えば、
行く前に閉店というような店も出てきてしまっているのも事実。
商売だからしょうがないと言えばそれまでだが、
やはり残念な気がしてしまう。

在留邦人も増えてはいるが、
レストランの数はそれ以上の割合で増えており、
今後はどれだけ非日本人のお客さんを取り込めるかが課題になりそうだ。
タイなどのように和食やラーメンなどが一般市民にも浸透するには、
業界全体が手を取り合って、
そうした機運をつくることも重要ではないだろうか。

ちなみに、
プノンペン以外で言えば、
カンボジア国内の和食屋は少なく、
観光地のシェムリアップやシハヌークビルで数軒程、
我が町バッタンバンは0である。

どなたかバッタンバン初の和食屋をオープンされませんか?

 

書籍 「消費するアジア」

消費するアジア - 新興国市場の可能性と不安 (中公新書)消費するアジア - 新興国市場の可能性と不安 (中公新書)
(2011/05/25)
大泉 啓一郎

商品詳細を見る


「老いてゆくアジア」で、
人口ボーナス、人口オーナスから見るアジア像を示した大泉啓一郎の著作。
「老いてゆく」と同じ、中公新書。

かつて途上国と呼ばれたアジアの国々は今や新興国と呼ばれ、
援助の対象から商売の対象と変わりつつある。
BOPビジネスという言葉も一般的になりつつあり、
アジアは製造拠点としてだけではなく、
消費地としての立場を急激に強めてきている。

これらの変化を、
都市化、或いは都市と農村の対比という観点から描き出すのが本書。

かつて、アジア人口の多くは農村社会に暮らしていたが、
過去数十年の発展の結果、急激な都市化が進んできたという。
経済成長と都市化の結果生まれたメガ都市、
そこに暮らす人々は今や消費者として大注目の存在。
それもそのはず、
その数、14億人弱(2010年)。

人数だけではない。
国単位では数千ドル程度の一人当りのGDPも、
こうしたメガ都市単位では1万ドルを超えているケースも少なくなく、
富裕層、中間所得層の台頭が著しい。
物価の影響を考慮し、
購買力平価レートで換算すればその金額が持つ意味は更に大きくなる。

こうした状況から、
より正確にアジア社会を理解するためには、
国単位ではなく都市単位、或いはそれに周辺の地域を含めたリージョン単位でこれらを見よう、
というのが本書の提案だ。
商売を行う者にとって重要な視点であろう。
バンコクと長江デルタについては特に細かな分析が示されている。

では、それに含まれない農村はどうなるのか?
本書でも紹介される「クズネッツの逆U字仮説」によれば、
国が低所得にある段階では、成長と共に不平等化が進むものの、
ある所得水準に達すると、平等化に転じるはずである。
都市の経済発展に続き、
農村部の経済発展も期待できるということであるが、
大泉はこの説に異を唱える。

都市化と共に少子化が進んでいるからである。
都市化による若年人口の都市部への流入と都市部・農村部共通して起こる少子化により、
農村部は人口オーナス、つまりはその負荷により、
経済成長がしにくい状況が生まれているというのだ。
こちらは開発援助に携わる者にとって重要な視点であろう。

「老いてゆくアジア」と合せて読むことで、
より理解が深まるものと思われる。
人口予測についても参照頂きたい。

カンボジアの首都プノンペンは、
周辺地域を加えてもせいぜい人口200万人規模と他のアジア諸国の首都と比べて小さく、
メガ都市と呼べるレベルには達していない。

しかしならが、
市民の購買意欲は非常に高く、
飲食系などではこうした市民をターゲットにした日系企業が出始めている。
2014年にはイオンモールもオープン予定。

工業化という点ではタイやベトナムなどの隣国にはまだまだ及ばないものの、
徐々に進んできており、
今後更なる都市化を後押ししていくものと考えられる。

ここにも、
消費するアジアが生まれつつあるのだ。

農村の発展に関する大泉の指摘については、
時間をかけて観ていく必要があると思われるが、
このブログでも書いてきたようなタイへの出稼ぎ労働者が多い点が気になるところ。
バッタンバンなど北西部は、
「バンコク・メガリージョン」に取り込まれているとの見方も成り立ちはしまいか?

本書の分析からは漏れているものの、
2015年のアセアン統合の影響も想像してしまう。
実際蓋を開けてみなければという状況ながら、
バンコクのメガリージョン化が更に加速する結果にはならないだろうか?

さて、最後に。

カンボジアは途上国?
それとも新興国?

 

農村における多重債務問題2

英字紙Phnom Penh Postにたインフォーマル金融の記事が出ていた。

趣旨は、
フォーマル金融の代表であるマイクロファイナンス(MF)の急成長にも関わらず、
高利貸しといったインフォーマル金融が根強く社会に残っているというもの。

各方面の識者がこれについてコメントを出しているが、
バン長実施の農村調査からは、
高利貸しの役割は主に2つと考えられる。
1.短期、小額の借入
2.マイクロファイナンス元本返済のための借入

前者は家計に現金が不足している状況で、
すぐに現金が必要になった場合
比較的少額な現金が必要となった場合に、
借り入れるというもの。
MFへの月々の返済(利息分)もこれに含まれる。
近い将来に収入や親族からの送金の見込みがある場合は、
特に好んで利用されている。

フォーマル金融では必要な書類の手続きも、担保もなく、
「気軽に」借りられるのが強みである。

後者は数百ドルになる元本返済に当てられるもので、
農業収入が十分でなかったり、
返済期限までに農業収入が得られなかった場合に、
多く利用されている。
高利貸しは月10%程の利息が発生するが、
MFへの返済が終わった後、
同じ、または別のMFIから新たなローンを借りることで利息を最小限に抑えることが出来る。
(この時点では大きな問題にはならないが、
当然MFへの利息が発生するために長期的にはよいプラクティスとは言えない。)

これらから、
フォーマル及びインフォーマル金融は双補完的な関係にあると考えられる。

当該記事では、
より金利の低いフォーマル金融、つまりMFが広がれば、
インフォーマル金融、つまりは高利貸しが減少するという見方も示されているが、
担っている役割の違いや両者の関係性からすれば、
必ずしもそうならないはず。

まだまだ調査、分析の多い分野である。

農村における多重債務問題についてはコチラもご参照下さい。

 

カンボジア・タイ物産展キャラバン

プノンペン、ポーサットと続いて開催された
カンボジア・タイ物産展キャラバン(Cambodia-Thailand Caravan Fairs 2013)が、
バッタンバンへやって来た。

やって来た会場は、
町から国道5号線を西へ行ったところの新しい市場近く。

日中は暑さのせいもあり、
客足はまばらながら、
涼しい夜はそれなりの賑わいであった。

Thai Caravan Fair1

昨年の同様のイベントと比べると、
若干こじんまりしているのと、
市場でも売っている日用品、食品が中心になっていたのが少し残念なところ。

カンボジアの物産も展示販売されていたが、
いまいちパンチに欠ける。
ウリであるはずの農作物の展示は確認できたのが2ブースのみで、
後はバッタンバン産ワインやスラークマエらが孤軍奮闘の感。

バッタンバンの一村一品運動。
頑張りましょう。


(追記)
下は本物ではなくタイ製のミニチュア細工。
250ドル以上する代物。

Thai Caravan Fair2

Thai Caravan Fair3

 

ハチミツ

ハチミツと題したが、
ハチミツというよりはハチの巣だ。

Honey.jpg

農村を廻っていると、
時々出会う自然の恵みの1つである。
昆虫と言えど、他人様の家であるから、
それを勝手に持って来て恵みというのも申し訳ない気もするが、
農村の住民にとっては貴重な食材。

そのまま食べてもよいし、
油で揚げてもよいそうだ。
コクのある甘さがおいしい。

このハチの巣は地雷原近くの村の子どもたちが、
近所の林の中で見つけて取ってきたもの。
お母さんに手渡され、
その日の夕食になったという。

日本の豊かさとは別モノだが、
カンボジアの農村の豊かさを示すモノであるように思う。

 

シェムリアップ-バンコク直行バス

以前書いたプノンペン-バンコク間の直行バスは、
いまだ運行が休止の状態であるが、
シェムリアップ-バンコク間の直行バスは1便/朝が運行中である。

シェムリアップでの発着は市内中心部、シヴァタ通りのKFC近く、
バンコクは北ターミナル(モーチット)。
シェムリアップからの料金は28ドル、
バンコクからは750バーツとなっている。

先般、往復乗車をしてみたので、
大まかなな状況をまとめてみたい。

1.シェムリアップ発
朝8:00発は定刻通り。
出発後にはおやつと水が配られる。
現在、シェムリアップ-バンティアイミアンチェイ間の一部で改修工事中のため、
国境までは若干時間がかかり、10:30着。所要2時間30分。
出入国はそれ程面倒なく約1時間程度。
タイへの入国に当たっては預入荷物も含め、全ての荷物を持ってスキャン検査有。
アランヤプラテートで機内食の運び込み/小休止を経て、12:00前にアラン発。
トイレ付のためにトイレ休憩もなく、バンコク北ターミナルには15:30着。定刻通り。
全行程所要時間は7時間30分。

SRP-BKK Bus1

SRP-BKK Bus2

2.バンコク発
朝9:00、こちらも定刻通り出発。
出発後にはやはりおやつと水。
休憩なしで13:10にアラン着。
到着後、機内食の配布。
国境でのビザ取得、出入国で時間がかかり、ポイペト発は15:40。
荷物検査はないため、貴重品だけを持って移動するだけでOK。
シェムリアップ着は18:15。
カンボジアの入国手続きに時間がかかるため、
全行程所要時間は9時間15分となった。

SRP-BKK Bus3

SRP-BKK Bus4

SRP-BKK Bus5

3.全般
・トイレ、食事付のため休憩がなく、概ねスムーズな移動。
・食事も軽食のため、食べ物は持ち込んだほうがよい。
・国境でのバスの乗り換えも不要のため、次のバスを探してウロウロする必要がない。
(カンボジア入国時には若干長い距離を歩くことになるが、真っ直ぐに歩いて行けばよい。)
・基本的には運転手と車掌の2人体制での運行だが、
アランの町とシェムリアップ区間では英語、クメール語、タイ語のできるスタッフが同乗するため、
初めての旅行者でも比較的問題なく出入国が可能。
・カンボジア入国にかかる時間は、
行政側の対応にもよるため予測が非常に難しい。
・カンボジア入国に要する時間は、
全ての乗客がビザを取得済みであればより短縮されると思われる。
・シェムリアップ、バンコクいずれでも、座席の指定購入、事前購入が可能なため、
往復で行かれる方は、到着後すぐに復路のチケットを購入するのがよい。
・バンコクの北バスターミナルは若干不便な場所にあるため、そこから/そこまでの移動はタクシーが無難。

悪名高い(かった?)ポイペト国境を超えるのには、
オススメの交通手段である。

 

国民議会選挙キャンペーン

7月28日の投票日へ向け、
6月27日よりカンボジア全土で選挙キャンペーンが開始されている。

日本の選挙と言えば、
駅前などので演説、
候補地を廻る街宣車というのが一般的だが、
カンボジアでは、
大量に人を乗せたトラックの車列が大音量の音楽をならしながら市内を廻るというのが一般的なスタイル。

曲は政党をアピールするものだが、
荷台に乗った支援者のノリはよく
単なるお祭り騒ぎに見えなくもない。

選挙活動開始前より、
与党と野党の間では舌戦が繰り広げられており、
今回の選挙もそれなりに熱いものになることが予想される。

とは言え、地方都市バッタンバン。
30分もあれば、
市内を廻ることができるために、
プノンペンと比べれば非常におとなしいものである。

自宅にいる限りでは、
そんなキャンペーンが始まっていることすら気付かないほどだし、
町の人々の反応も至って冷静なものだ。

7月26日まで続く選挙活動。
大きな混乱なく一カ月が過ぎることを願いたい。

 

« »

07 2013
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
プロフィール

バッタンバン長

Author:バッタンバン長
カンボジア王国バッタンバン在住、バッタンバン長です。
バッタンバンを中心に、開発援助業務、大学講師、社会調査、日系企業進出・投資のお手伝い等をやっております。
お問い合わせ等は、下のメールフォームからお願いします。

記事の検索
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。