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バッタンバンで晴読雨耕

バッタンバンを中心としたカンボジア北西部の情報ブログ-大学教育、地雷、農業、開発、投資に関する話題から ホテル、レストラン情報まで

 

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バッタンバン市内の銀行(補足)


バッタンバンで利用できる銀行について補足。


1.定期口座の金利


比較的金利がよいと思われるACLEDA銀行で確認したところ、

12か月以上の定期口座の金利は、

リエル建てで7%、

ドル建てで5%であった。


1万ドル相当のリエルを預けておけば、

年間700ドル相当の利息は悪くない。


過去10年、

為替レートが1ドル=4,000リエルのラインで安定しているのも魅力。


能動的な運用をしたくないという人にはオススメか。



2.送金

支店間の送金、国内の他行への送金、他行からの送金受取、

国外への送金、国外からの送金受取、

いずれについてもほとんどの銀行で問題なく行えるはずである。


強いて問題を言えば、

送金を受ける際に数ドル~の手数料が取られてしまうこと位だ。


送金手数料もかかっているのだから二重取りではないかと言いたくなるが、

そういう仕組みなのだから仕方ない。


国外へ、または国外からの送金の場合、

第三国の仲介銀行(多くはアメリカ)を経由して、

数日で完了となる。


詳しくお知りになりたい場合は、

銀行までお問い合わせ下さい。


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新国際空港の建設

カンボジアにある国際空港はプノンペンとシェムリアップの2ケ所だが、

いずれにおいても、

増加し続ける利用者への対応が懸念されている。


シェムリアップについては新空港が2015年に開港という話であったが、

その後の話はあまり聞こえてこない。


今週の新聞報道によれば、

プノンペンのポチェントン空港に代わる新たな空の玄関が、

コンポンチュナンに建設されることが決定したようだ。

2025年頃に開港予定。


新空港の予定地は、

プノンペンから約90km離れていることから、

アクセスに問題がありそうだが、

政府関係者によれば、

ハイウェイの建設も予定されており、

大きな問題にはならないとのこと。


プノンペン-コンポンチュナン間は、

現在国道5号線が走っており、

所要時間は1時間半~2時間程度。

1時間以内に短縮されれば、

及第点か。


バッタンバン-コンポンチュナン間は約200km、

2時間半~3時間程度の距離である。

シェムリアップまでが約170km、

2時間半程度の移動であるから、

どちらの空港を使ってもあまり変わらないようになる。


ハイウェイができれば、

プノンペンまでの移動時間も短くなるのであろう。


この手の大型建設の話には、

周辺の不動産投機を巡る噂が付きもので、

その辺も気になるところだ。


 

バッタンバン市内の銀行


バッタンバンで晴読雨耕-ANZバッタンバン支店


一昔前、カンボジアの人たちはあまり銀行を信用しておらず、

地方で口座を持つ人も非常に限られていたが、

最近では順番待ちも当たり前の状況である。


バッタンバン市内の銀行の数も増え、

むしろバッタンバン支店がない銀行のほうが珍しい位かもしれない。

ざっと思いつくだけで、

ANZ Royal、ACLEDA、Canadia、Cambodian Public、Cambodian Commercial Bank、May Bank・・・等、

約10程あるだろうか。(MFIsは除く。)


多くはプサー・ナ周辺のエリアに店を構えている。


個人的によく利用するのは、

ANZ RoyalとACLEDAでいずれも対応はよく、

サービスにも大きな問題はない。

英語でも対応してもらえるため、

外国人の利用者も多い。


個人口座にも色々な種類があり、

定期口座などでは日本では考えられないような高い利子がつく。

特にリエル建ての口座の利率が高い。


24時間対応のATMは引き出しにしか使えないが、

CirrusやPlusにも対応しており、

クメール語だけでなく、

英語等の外国語で使用できる。


他行は分からないが、

ANZ Royalであれば、

ドル口座を持っていればドルでもリエルでも引き出しが可能である。


両替であれば、

市内の両替屋のほうがレートがよいと思っていたが、

個人的な経験で言えば、

ACLEDAのレートも両替屋と同じ位よかった。


居住者にとっても、

旅行者にとっても、

お金に関する利便性はこの数年で格段によくなったと言える。


(写真はANZ Royalバッタンバン支店。場所はプサー・ナ近く。)


 

タクシーサービス

カンボジアにおける長距離移動はバスが主流であるが、

急ぎの場合などは、

タクシーを利用するのが便利だ。


タクシーと言っても、

メーターもない一般車を借上げるというもの。


舗装された国道だけの移動であればセダンタイプ、

国道から外れたオフロードであれば4駆車がよい。


手配は旅行会社やホテルのレセプションでも受け付けてくれるが、

知り合いがいれば、運転手に直接頼むこともできる。


料金は車種や年式、時期によっても若干の差があるものの、

バッタンバン-プノンペンの片道移動であれば60ドル、

バッタンバン-シェムリアップでは40ドル位からだろう。


乗り合いタクシーであれば、

1台の料金を人数で大まかに割った額が乗車料になる。

しかし、皆あちこちで降りる上に、

途中で客待ちなんかもするために、

バス同様に時間がかかってしまい、

あまりメリットはないと思われる。


仕事等でどうしても時間通りに目的地に着きたいとき、

ゆったりした移動には、

やはり借上げがオススメだ。


 

稲作に関する報道まとめ2

一番の収穫シーズンが近づいてきているからだろうか、

コメに関する報道をよく目にする。


余剰米の量は、、

2005年の200万トンから2011年の420万トン、

精米輸出量も、

2005年の6,000トンから2011年の18万トンと伸びている。


(余剰米の多くは、

籾のままタイやベトナムに持ち出されているが、

その正確な量は不明。)


成長の可能性は認めつつ、

今後乗り越えなければならない問題を指摘する内容の記事がやはり多い。

度々指摘されている問題は、

種籾の生産・供給、精米コスト、輸送コストである。


カンボジアのコメの価格(FOB)は781ドル/t。

これに対し、カンボジアの籾をタイで精米した場合は718ドル、

ベトナムで精米した場合は715ドル。


EUに輸出する場合などは、

特恵によって「カンボジア米」のほうが競争力が高くなる仕組み。


カンボジア農水省が発表する統計によれば、

年々コメの生産性は向上しており、

現在では3t/haというレベルまで達してきている。


(本当に貧しい農村では1t/haという場所も珍しくなく、

個人的にはあまり納得がいっていない。)


稲作の輸出量が増えること自体は歓迎すべきことだが、

それが農村の経済発展にどう繋がるのか、

そこにも注目していきたい。


 

喪中

17日から23日までが、

国民が喪に服する期間とされた。


単に休みが延びるのかと思ったが、

カレンダー通り今週から業務を再開している職場も少なくないようだ。


とは言え、

月末にはまた連休があり、

なかなか通常通りの業務を行うのは難しそうだ。


お盆の間は賑やかだった

お寺からの読経の声や音楽も聞こえなくなり、

いつにも増して静かな時間が流れているバッタンバンである。


 

前国王死去

シハヌーク前国王が病気のため、

お亡くなりになられたそうだ。


インターネット上の報道で知り、

すぐにテレビをつけてみたが、

お盆の特集番組かいつものカラオケ放送(音楽に字幕)しかやっておらず、

辛うじて、その話に触れている番組があった程度で拍子抜けしてしまった。


急遽特番をつくるような態勢がないということなのか(お盆だし)、

それほど気にしていないということなのか、

よく分からない。


よく分からないが、

これでお盆休みが延びるような気がしている。


 

稲作に関する報道まとめ

ここ最近の新聞報道から、

コメに関するものを抜粋。


カンボジア政府は、

100万トンのコメ輸出を目標に掲げてているが、

2012年9月までの9カ月間の輸出量は13万トン程度とのこと。

昨年同期より2%の伸びに留まっている。


カンボジアでは大手のMen Sarun Import Export社が

1万トンのコメを中国へ輸出する契約を結んだ。


カンボジアの精米業者組合(Federation of Cambodian Rice Millers Association、CRMA)は、

バッタンバン州内にもみ殻を使った発電所を設置する計画。

10百万ドル(約8億円)の投資で、

発電量は10メガワット。


種籾が不足しており、

政府は特に輸出用となる種籾のリストを作成し、

この生産を後押ししたいとしている。


このような現況を、

伸び代が大きく、発展の予感アリと捉えるか、

過去数年状況が変わっておらず、ブームはまだ先と捉えるかは、

微妙なところである。


 

貧困者の「自立」

仕事上、「〇〇の自立を助ける活動」といった言葉をよく耳にする。

あまり深く考えなければ、

非常に分かり易く、また賛同も得やすいフレーズだろう。


しかし、よく考えてみると、

この言葉は非常に扱いが難しい。


簡単に言えば、

自立している人とそうでない人の境が何処にあるのかが分からないということだ。


途上国に暮らす人々は、

途上国に暮らしているというだけ、

あるいは「貧しい」というだけで自立していないとされてしまうことが多いように思う。

つまりは1日当たりの所得が低いから、

自立できていないという考え方だ。


しかし、それは本当にそうなのだろうか?


援助団体がその村や国を訪れようが訪れまいが、

彼らは彼らなりの生き方で数千年生きてきたという事実は、

彼らの生き方が自立しているということにはならないのだろうか?


農村の生活においては、

今でも魚を獲ったり、

野草を採ったり、

我々日本人なんか足元に及ばない

力強い生活力を持った人々が多くいるのだ。


貨幣経済が広まったことで、

やはり生活が成り立たなくなっている指摘もあるだろう。

近代国家で生きていく以上、

どうしてもお金は必要なことは事実だ。

では、幾ら以上の所得があれば「自立」しているというのだろうか?

(自分らで獲る/採る食糧分は差し引くのだろうが、これはどう計算すべきか?)


国や国際機関が示す「貧困ライン」以上の生活をしていれば、

自立していると言ってしまってもいいのだろうか?


農村での生活を見ていると、

自立というよりは、経済的にも社会的にも、

家族が依存し合うことで生活を成り立たせているようにも見える。

(「自立」の究極の結果が孤独死とは言えないだろうか?)


結論のないまま考えを巡らせ、

悶々としてしまうが、

盲目的に「自立支援」に走るよりは健全な感覚であろう。

 

地雷事故の発生

この一週間ほどの間に、

州内において、

比較的大きな地雷事故が2件発生した。


いずれも耕運機が、

対戦車地雷に当たった事故である。

対戦車のため、

合わせて数名の方が命を落とされた。


地雷除去作業が進み、

被害者も減少傾向にはあるが、

依然、地雷による事故は起きているのがこの地の現実だ。


しかし、

だからと言って、

カンボジア或いはバッタンバンの全てが危ないと考えるのは誤解である。


プノンペンやシェムリアップ同様、

バッタンバン州内であっても都市部や国道沿いなどは問題がなく、
安全な場所は除去作業によって日々広がりつつある。

また、調査によって、

大まかではあるが地雷がある場所は分かってきているため、

農村であってもこうした土地を避ければ大抵の危険は回避できる。


(有名な赤いドクロマークの立て看板が

地雷原の目印と勘違いされているが、

実際はそうではないので注意。

多くは除去作業の際の目印として立てられるものである。)


実際、事故の多くは、

まだ地雷があるとされている土地、

いわば地雷原内で発生している。

他に土地を持たない農民らが、

地雷があることを覚悟で土地に入って事故に遭うというパターンである。


外国からの投資で行われている農業でも、

きちんとした調査ないまま、

実施されている例もあるようだ。


無駄に恐れるのでもなく、

無茶をするのでもなく、

確実、安全なアプローチをお願いしたい。


 

埋もれた才能

カレンダー上のお盆休みはまだ先だが、

カンボジアの長いお盆はすでに始まっている。


そんな中、

仕事のついでに寄ったある農家で、

おもしろいものを見つけた。


粘土のお寺(内部)である。


バッタンバンで晴読雨耕-粘土の寺1

祭壇の上のお坊さん、

お坊さんに向かって手を合わせる人々、

お供え物に装飾品類、

寺に向かう馬車・・・


バッタンバンで晴読雨耕-粘土の寺2


細部にもこだわった、

かなりの力作、

独特の雰囲気を醸し出している。


聞けば、女の子(10歳)が、

お寺から帰った後に、

遊びでつくってみただけだそうだ。


粘土も工作用粘土ではなく、

言わば、その辺の土だ。

製作指導に当たった先生もいない。


バッタンバンで晴読雨耕-粘土の寺3

子どもの遊びと片付けてしまうのは簡単だが、

この感性と創作欲、

なかなかの才能である。


埋もれそうな才能を見つけたときは、

どうするのがいいのだろうか。



 

The Sancturay Villa

市内にいつくかあるリゾート向けホテルの先駆けが、

「The Sanctuary Villa」。


バッタンバンで晴読雨耕-Sanctuary Villa1


熱帯植物に囲まれた、

静かなリゾートである。


所在地はバッタンバン州病院の少し北。


バッタンバンで晴読雨耕-Sanctuary Villa2


併設する「Oh Yeah! Restaurant」は、

以前シーフードのビュッフェを売りにしていたが、

今は普通のホテル内のレストランとなっている。

メニューは洋食が中心。


この手のリゾートの宿泊料は、

市内のビジネス・一般向けのホテル(15~25ドル前後)と比べ3倍ほどだが、

使い方によってはそれなりの価値がある場所であろう。


 

降水状況

バッタンバンは9月以降ほぼ毎日のように雨だが、

降雨量はこれまでのところ昨年よりは少ないようだ。

10月に入ってからは若干落ち着いたようにも思う。

(勿論、正確な状況を知る術はない。)


昨年は州内一の貯水ダムの

コンピンプイから水が溢れ出るような状況であったが、

これまでのところそのような報告はない。


隣のバンティアイミアンチェイ州では、

タイから流れ入る雨で一部の地域では洪水になっているらしいが、

これは毎年のことだ。


バッタンバンで晴読雨耕-雨季2012

思えば、

一カ月程前は日照りなどと言っていたのだからおもしろい。


稲作では、

日照りでイネが駄目になり、

9月に入ってあらためて種蒔きをした人も少なくない。
こうした場合は、

早稲の栽培を行うことになる。


(写真は降水後の市内)

 

2012年経済成長予測

2012年の経済成長予測に関する報道のまとめ。


IMFが2012年の経済成長率予測を6.2%から、

6.5~7.0%に引き上げた。

製造業、旅行業、農業、建設業の順調な伸びがその背景。


逆に、ADBは7%弱であった見込みを

6.4%に引き下げた。

グローバル経済の停滞によって、

欧米でのカンボジア製品の需要が下がることがその原因。

金融、旅行、交通などのサービス業は順調に成長している。


これに対して、

カンボジア政府は7%以上の成長見込みを示している。

国家統計局によれば、

インフレ率は2.2%程度に低下しているとのこと。

食品価格、為替の安定が大きい。

コメの輸出は想定以上伸びていない。


色々な見方ができるが、

全体で見れば6%以上の経済成長は間違いないようだ。



 

ボランティア

カンボジアのような国はボランティアを惹きつける。

(そして、カンボジアもこれを歓迎してきた。)


ボランティアは文字通り自らの意志で、無償でこの国を訪れ、

社会の助けになろうと務める。

旅費だって自己負担である。


シェムリアップのような観光地であれば、

アンコールワットなどの観光目的で訪れる旅行者がほとんどであろうが、

バッタンバンのような地方都市となれば、

ボランティア活動を目的にこの地を訪れる人も少なくない。


昨年日本でヒットした映画「僕セカ」も、

カンボジアを舞台にしたボランティアが主人公のストーリーであった。


多くのボランティアたちの思いは、

この映画の副題に象徴されるのではないだろうか。

「But I wanna make a school in Cambodia.」

(目的語の部分は様々だろうが。)


自分の利益のためではなく、

他人の利益のために何かを「したい」というのだから、

それは尊いものであるように思われる。


しかし、個人的には若干の違和感も覚える。

その「したい」という主張が故か、

カンボジアのような国への思慮といったものが、

欠けてしまっているようにも感じられるのだ。


孤児院 について書いたように、

よかれと思うその意図とは全く別の結果を招く場合だってある。

ボランティアなどによって作られた井戸から、

ヒ素が出て問題となったこともあった。

(自国で井戸水を飲んだこともない人が、

他国で井戸を掘ろうというのだから問題はあって当たり前だ。)

「自立のための支援」のつもりが、

助けられる側の依存心を逆に強くすることだって十分あり得る。


自分の「したい」は一度脇に置いて、

ゆっくりこの社会を観察するところから始めてもいいように思うが、

どうだろうか。


 

ビジネスチャンスしての農業

先月のことになるが、

経団連代表団との面会、協議の場で、

フン・セン首相より鉱業やエネルギー、農業分野での投資を勧める提案があったという。


ミャンマーなどと並び、

今がビジネスチャンスと言われるカンボジアだけあり、

日系企業の投資件数はこの1,2年目で急激に伸びている。


しかし、投資分野で見れば、

SEZを中心とした製造業や飲食業、サービス業に集中しており、

首相が提案する分野における投資はまだまだ少ない。


バッタンバンやカンボジア北西部で考えれば、

タイとの距離を活かした製造業に加え、

農業もビジネスチャンスの1つと言えるだろう。


しかし、すでに行われているような

コメ、メイズや大豆などの畑作をそのままというのでは、

外国からの投資としては物足りない。


コメなどは薄利の商売であり、

これを作っただけで大きな利益を出すことは難しい。

天候にも大きく左右されてしまうために、

博打的要素も小さくない。


メイズや大豆といったものでも、

収穫された作物をタイのバイヤーに売るだけの今の仕組みでは、

買い叩かれる可能性も高い。

生産性も決して高い訳ではない。


農業分野におけるビジネスチャンスは、

こうした既存の枠を超えたところにあると考えたほうがよいだろう。


チャンスをモノにするには、

投機的に飛びつくのではなく、

地道な調査、まっとうな計画を持って臨む必要があるという

当たり前の結論である。


 

地方における土地登記作業

カンボジアの地方では土地の登記の手続きが進んでおらず、

度々問題の種となってきた。


政府はこれを最重要課題の1つと認識しており、

この対策の1つとして、
今年の7月からプノンペンの大学生を地方に派遣し、

測量とそれに基づく登記の作業を進めている。


調査などでよく訪れる農村では、

8月からこの登記作業が行われ、

9月の末から登記簿の配布が行われていた。


バッタンバンで晴読雨耕-土地登記作業


これにより、

これまで村やコミューンレベルでしか認証されていなかった土地が、

国レベルで認証されることとなり、

住民たちは安心して農業に従事できるようになるだろう。


当初、地方での生活経験や測量技術に乏しい学生らの派遣を不安視する声もあったが、

確認できる範囲においては、

大きな混乱もなく、順調に作業が進められている様子であった。


(写真:小学校に張り出された土地登記者リストで自分の名前を探す住民)


 

学生の就職問題

カンボジアは雨季ど真ん中のどんよりしたこの季節にアカデミックイヤーが始まる。

新学期早々に何だが、

学生の就職について考えてみた。


バッタンバン大の学生数は約6,000人。

市内には私立の大学が複数あり、

正確な数字は分からないものの、

全ての学生を合わせれば1万人は下らないと思われる。


ここから単純に考えれば、

毎年に2,500人の大卒者が輩出されることになるが、

その受け皿となるような職場はこの町にはない。


仕事を選ばなければなんとかなるのかもしれない。

しかし、大学へ行く者たちが希望する仕事は、

いわゆるホワイトカラーのものであり、

職種、ポスト数、企業数には限りがあると言わざるを得ない。

(その上、学生の専攻は金融・ビジネス系に偏っている。)


当然、多くの学生が職に就けず、路頭に迷うことになる。

これはもったいない。


彼らをどう活かせるような職場、産業を育てること、、

今後発展しうる産業が必要とする学生を育てること、

その両者のバランスが重要。

言葉でいうのはたやすいが、

実際何からやるべきかという問いに答えるのは難しい。


バッタンバン大であれば、

力を入れている農学のレベルアップ(実利的学問の強化)と

事業形成を目的とした企業との共同研究というのが1つの答えになると思われる。

(ということで、そんなことも準備中である。)


 

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プロフィール

バッタンバン長

Author:バッタンバン長
カンボジア王国バッタンバン在住、バッタンバン長です。
バッタンバンを中心に、開発援助業務、大学講師、社会調査、日系企業進出・投資のお手伝い等をやっております。
お問い合わせ等は、下のメールフォームからお願いします。

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