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バッタンバンで晴読雨耕

バッタンバンを中心としたカンボジア北西部の情報ブログ-大学教育、地雷、農業、開発、投資に関する話題から ホテル、レストラン情報まで

 

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カエルの養殖

カンボジアを初めて訪れる方には驚かれることもあるが、
日本人の考える「ゲテモノ」の中では比較的一般的なカエル。

田んぼで捕まえられる他、
一部では養殖も行われている。

FAUNA & FLORA International発行の
「A Field Guide to the Amphibians of Cambodia」
(カンボジア両生類フィールドガイドブック)によれば、
カンボジアで一般的な食用ガエルは、
Rugulose Bullfrog(学名:Hoplobatrachus Rugulosus)という種類だそうだ。
この本に出てくるサンプル写真と比べると白みがかった色だが、
大学の実験に使われているのもこの種であると思われる。

Frog Farm 2

Frog Farm 1

繁殖もしやすく、
小さな池を作ればよいだけなので養殖はそれほど難しくないが、
農村で目にすることはまだ稀である。

繁殖や流通等の面で、
より手軽に取り組める仕組みが作れれば、
僻地の農家にとっても重要な収入源、タンパク源になり得る可能性はあると思われる。

肉は柔らかくクセもなく食べやすいので、
ゲテモノ初心者にもおすすめのカンボジアグルメである。
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ひまわり畑と見物客

最近、学内で家族連れやカップルの姿をよく見るようになった。
彼らのお目当てはキャンパス内の畑に咲いたひまわり。
フェイスブックで急に人気となり、
テレビ局の取材もあったそうだ。

日本人である自分からすれば、
それほど珍しさを感じないために注目していなかったのだが、
聞けばシェムリアップからわざわさこれを見に来る人もいるのだとか。
恐るべしはフェイスブックの力か、花の持つ魅力、珍しさか。

カンボジアにひまわりはなくはいはずだが、
畑にまとめて栽培されているのは確かに珍しい光景かもしれない。
(下の写真は畑から少し離れたところ。)

Sunflower Farm 2

Sunflower.jpg

特に人が多いのは夕方、
少し暑さが和らいだ時間帯。
カップルのペアルック率の高さにも驚きである。
スマートフォンを片手に写真を撮る姿などは、
非常に微笑ましい光景だ。

そんな風景を見ていたら、
「地雷ではなく花をください」という絵本のことを思い出した。
地雷で有名になったカンボジアにおいて、
花を愛でる感覚が広がって来ていることに軽い感動を覚えてしまう。

大した話でもなさそうだが、
こうしたことに喜びを感じられるのもバッタンバンの良さである。

 

穀物の栽培試験

はくばく社様との契約により、
現在学内で穀物の栽培試験が進められている。

同社は州内の他のロケーションにおいて、
類似の試験を実施しているが、
大学においてはより科学的なアプローチを試験を実施している。

Millet Experiment

試験の対象となる穀物はモチアワとモチキビで、
カンボジアで栽培実績のない作物であることから、
試験の結果によってはカンボジア初の事業となると予想される。

今年はエル・ニーニョの影響が心配されるカンボジア農業は、
自然災害だけでなく、
構造的な問題も抱えており、
日本企業の参画は非常に心強いものだ。

企業側にとってのメリットも少なからずあると考えられることから、
今後こうした動きは広がることを期待したい。

 

農機の研修

バッタンバン大学職員を対象とした
農機整備の講習会が開催された。

今回の講習会にはネットオフ社にご協力を頂き、
同社の技術者2名の派遣が実現。
講習会には近隣の技術学校の職員も招待され、
合計20名ほどの講習会となった。

農機に馴染みのない参加者も少なくなかったため、
初歩的なメンテナンスからとい内容となったが、
そこも踏まえた丁寧なご指導を頂いた。

Agri machine training

今回の講習会は、
大学が所有する農機の適切な整備が行えるようにするというのが一番の目的だが、
今後大学で行う農機の授業の準備としても、
非常に有意義なものとなった。

カンボジアには農機の構造や整備を教える教科書が存在していないため、
授業を実際に行うには多くの準備が必要となる。

将来的には、
本格的な機械工学が学べるようになるのが理想だ。

道のりは長そうだが、
地道な活動を続けていこうと思う。

 

民間との連携

バッタンバン大学では様々な形で民間との連携を進めている。

これまでの「連携」は、
企業からの機材の寄贈というのが一般的であったが、
単にモノを貰う、使うだけでなく、
そこから新たな成果、価値を生み出そうという試みも始められている。

1つの形としては、
寄贈頂いた機材を使っての企業との共同研究というものがある。
大学にとって専門性の高い企業の方たちから知識や経験が学べる一方、
企業側は調査や研究の結果が得られるというメリットがある。

カンボジアでの普及が進んでいない商品については、
学生や業界を対象とした講習会を通じ、
普及への後押しも可能だ。

現在行っている籾に関する調査では、
ケット社の水分計が活用されており、
調査には企業からの積極的な協力を頂いている。

また、農業を進めている日系企業との日本の野菜の試験栽培や
企業向けに人材のマッチングの試みも行われている。

事業を通じ、
バッタンバンの農業や農民の生活に貢献したいと考える企業との連携は、
両者だけでなく、社会全体にも貢献できるものだ。

今後は農業以外の分野での連携も進めていきたいと思う。

 

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プロフィール

バッタンバン長

Author:バッタンバン長
カンボジア王国バッタンバン在住、バッタンバン長です。
バッタンバンを中心に、開発援助業務、大学講師、社会調査、日系企業進出・投資のお手伝い等をやっております。
お問い合わせ等は、下のメールフォームからお願いします。

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